授業スキル

「その波には逆らうな。」―難問を捨てる勇気と受験の戦略

kou4pro123@

受験は、海でのサーフィンに似ている。すべての波に乗れるわけじゃない。ときに、目の前に現れる大波――つまり「超難問」に無理に立ち向かおうとすると、体勢を崩し、呼吸もできず、次の波にも乗れなくなる。

そんなときは、いったん波の下をくぐり抜けてやり過ごすこと。「捨て問題」に対しても同じだ。

その問題にこだわりすぎて試験全体を台無しにしては意味がない。安全に、確実に、次のチャンスを掴むために、「今は見送る」という選択肢を持とう。

大波に巻かれないためのコツは、波を読むこと。そして、力を抜くこと。冷静な判断こそ、勝者の知恵だ。

1. 難問は「大波」だと心得よ

  • 試験中に現れる難問は、まるで突然現れる大波のよう
  • 焦って無理に立ち向かえば、他の波(=他の問題)にも乗れなくなる

2. 「くぐる」ことも技術のうち

  • サーファーが大波を見送るように、受験生も難問を見送る勇気を持つ
  • 「捨てる」ことは、戦略的な選択であって敗北ではない

3. 呼吸を整え、次に備える

  • 無理に解こうとして精神的に消耗するより、次の問題に集中する方が全体得点は上がる
  • 自分が得意な波(=問題)に全力で挑もう

4. 最後に:試験とは波の連続

  • すべての波に乗る必要はない
  • 一つの波に飲まれず、次の波に備える冷静さこそが、合格を引き寄せる力になる

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教室長
20年以上塾・予備校講師として活躍してきた私が、独自のスキルとノウハウを次世代に伝えるために「塾講師を育てる教室」を設立しました。私のビジョンは、単なる知識の伝達ではなく、生徒の可能性を最大限に引き出す洞察力と探究心を持つ教育者を育成することです。使命は、教育の質的革新を通じて若者の可能性を引き出し、志を共にする仲間を増やし、教育界全体のレベルアップに貢献することです。
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