心構え

【三色ボールペンの青が切れたとき、どうする?】

kou4pro123@

【三色ボールペンの青が切れたとき、どうする?】

赤・青・黒が一本にまとまった三色ボールペン。そのうちの「青」だけが使えなくなったとき、あなたはどうしますか?

  • 「赤と黒はまだ残ってるし、使えるだけ使い切ろう」
  • 「青が必要だから、新しいものを買うしかない」
  • 「いや、使いにくくなったから、もうこれごと捨てるか」

正解はありません。でもこの選択、じつは参考書や問題集を途中で使いにくく感じたときと、とてもよく似ているんです。

【レベルが合わなくなった参考書、どうすべきか】

受験生がよく抱える悩みに「この問題集、ちょっと自分に合ってないかも…」というものがあります。

最初はぴったりだったけど、だんだん難しすぎたり、逆に簡単すぎたりして、やる気が出なくなる。

でも「せっかく買ったから」と無理に続けてしまう。

その気持ち、すごく分かります。だけど――

それ、青が切れた三色ボールペンを、無理して使い続けるのと同じかもしれません。

【使い切ること=正義ではない】

赤と黒が残っていても、青が必要な場面でそのペンは「不完全」です。

同じように、参考書も「内容が合っていない」と感じた時点で、その役割は終わっているのかもしれません。

勉強において大切なのは、「今の自分の理解を引き上げてくれる道具を選ぶこと」。

それは新品かもしれないし、前に少し使って挫折した本を再活用することかもしれません。

【捨てるんじゃない、卒業するんだ】

三色ボールペンの残りのインクを最後まで使い切るように、

「最後までやり遂げた」という満足感も、確かに大事です。

でも、「今の自分に必要なもの」を見極めて、潔く切り替える判断もまた、成長の証です。

勉強道具は、あなたの努力を支えるための「道具」であって、「足かせ」ではありません。

青の出ないボールペンに悩む時間があるなら、今のあなたにピッタリ合う一本を選んでください。

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教室長
20年以上塾・予備校講師として活躍してきた私が、独自のスキルとノウハウを次世代に伝えるために「塾講師を育てる教室」を設立しました。私のビジョンは、単なる知識の伝達ではなく、生徒の可能性を最大限に引き出す洞察力と探究心を持つ教育者を育成することです。使命は、教育の質的革新を通じて若者の可能性を引き出し、志を共にする仲間を増やし、教育界全体のレベルアップに貢献することです。
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