教育理念

〜努力のベクトルがズレるとこうなる〜

kou4pro123@

「エコバッグに有料ゴミ袋」状態の勉強、していませんか?

導入:それって本当にエコ?

エコバッグを持ち歩く目的は、レジ袋を減らして環境にやさしくすること。

でもその中に、しっかり“有料ゴミ袋”が入っていたら――。

ちょっとだけクスッとするけれど、なんとなく「矛盾してない?」と感じませんか?

これ、実は受験勉強でもよくある話です。

本題:受験での「エコバッグ×有料ゴミ袋」状態とは?

これは一言でいうと、

「一見努力しているけれど、実は本質からズレている状態」

です。

たとえば、以下のようなケース。

1. 

ノートをきれいにまとめすぎて勉強した気になる

  • 本来の目的:知識を定着させること
  • 実際の行動:色ペンを10本駆使して、デザイン性抜群のノートを作成
  • 結果:肝心の内容が頭に入っていない

これはまさに「エコバッグを使ってる風なのに、有料袋(無駄な出費)が入ってる状態」。

2. 

暗記カードを作ることが目的化してしまう

  • 作るのに時間がかかる
  • 自作に満足してあまり見返さない
  • でも「自分で作ったから大丈夫」という謎の安心感

実際には「本当に必要な記憶が定着していない」のに、達成感だけはある。

3. 

参考書コレクター化して勉強した気になる

  • 「この参考書よさそう!」とどんどん購入
  • 積読状態で消化できていない
  • 持っていること自体が勉強の代わりになってしまっている

これも、環境のためにと思って買ったエコバッグが、ただの袋の一つになっているようなもの。

結論:袋の中身を見直そう

受験勉強では、**「何をしているか」ではなく、「それが合格にどうつながるか」**が大切です。

エコバッグの中に有料ゴミ袋が入っていたら、それは「ズレた善意」。

受験での「ズレた努力」も、時間と体力のロスにつながります。

だからこそ、

  • 「この勉強は合格に近づいているのか?」
  • 「やっていることが目的化していないか?」

そんな視点で、自分の“袋の中身”をときどき見直してみましょう。

締め:矛盾に気づける人は、伸びる人。

エコバッグの中のゴミ袋に気づいた瞬間、「あれ?」と思えるあなたは、合格に一歩近づいています。

見た目や形式にとらわれず、「目的」を大切にする学びを。

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ABOUT ME
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教室長
20年以上塾・予備校講師として活躍してきた私が、独自のスキルとノウハウを次世代に伝えるために「塾講師を育てる教室」を設立しました。私のビジョンは、単なる知識の伝達ではなく、生徒の可能性を最大限に引き出す洞察力と探究心を持つ教育者を育成することです。使命は、教育の質的革新を通じて若者の可能性を引き出し、志を共にする仲間を増やし、教育界全体のレベルアップに貢献することです。
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