授業スキル

着地点と落とし所の練習

kou4pro123@

塾講師としての話術とテンポの重要性

授業中の話術やテンポ、間の取り方は、単に先輩講師やYouTube動画の講師から学べるものだけではありません。授業での話し方やテンポは講師それぞれの性格や力量に左右されるため、先天的な話すスピードや滑舌の良し悪しを大きく改善することは難しいと言えます。

しかし、話が上手い人、特にお笑い芸人の話し方には、多くのヒントが隠されています。誰しもがテレビ画面を見て大笑いした経験があると思いますが、そのような番組や芸人は、一定のスピードと話の緩急を巧みに計算し、視聴者に刺さるツボでオチをつけています。


授業の中での応用方法

  1. 面白い番組や芸人のネタを分析する 面白かった番組や芸人の話を「なぜ笑いを取ることができたのか」を考えましょう。これは笑いを取るための研究ではなく、授業中の重要なポイントを強調するための手法を学ぶことに繋がります。
  2. 自分の話し方のパターンを作り込む 自分の話し方のパターンを確立し、それがクラス全体に行き渡るように工夫します。話術を磨くことで、授業の切り替えや生徒からの切り返しにも対応できるようになります。

日常生活でのアンテナを張る習慣

普段の日常生活でも、笑いや感動がある場所にはアンテナを張っておきましょう。そうすることで、授業に活かせる話術を自然に身につけることができます。


結論

お笑い芸人は笑いを取ることが求められますが、塾講師にはそれは求められません。しかし、自分の話のオチ、つまり重要な部分を強調するためのプロセスは、話を職業にする者として非常に重要です。

授業の中で効果的な話術を展開することで、生徒の理解を深め、興味を引き続けることができます。日々、様々な話術に触れ、それを授業に応用することが、大物講師への道を切り開く鍵となるでしょう。

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ABOUT ME
M@S@T@K@S@10
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教室長
20年以上塾・予備校講師として活躍してきた私が、独自のスキルとノウハウを次世代に伝えるために「塾講師を育てる教室」を設立しました。私のビジョンは、単なる知識の伝達ではなく、生徒の可能性を最大限に引き出す洞察力と探究心を持つ教育者を育成することです。使命は、教育の質的革新を通じて若者の可能性を引き出し、志を共にする仲間を増やし、教育界全体のレベルアップに貢献することです。
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