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【仮に薬剤師だったら…】サウナブームと塾業界の明暗に共通する「依存」と「処方」──受験生に伝えたい“整え方”

kou4pro123@

今日は少し変わった視点から、受験生の皆さんにメッセージを送りたいと思います。

もし私が薬剤師だったとしたら、サウナや塾の流行をどう見るか――。実はこの2つには、意外な共通点があると感じています。

■ サウナと塾は「効く」けれど「依存」に注意

仮に薬剤師だった私は、こう考えるかもしれません。

サウナも塾も、一種の“処方薬”だ。

しかし、使いすぎれば副作用がある。

▷ 例えばサウナ:

  • 適度に入れば血流や睡眠に効果がある。
  • でも、毎日入ったり、長時間入ると脱水・めまい・自律神経の乱れを招くことも。

▷ そして塾も:

  • 適切な指導を受けることで、成績アップ・学習習慣が整う。
  • しかし、「塾に行けば安心」という受け身の姿勢が続くと、自学力が育たず、メンタルも依存的に。

■ “整う”って、結局どういうこと?

今流行の「整う」。

これはサウナだけの話ではなく、学習面でも「自分を整える力」が求められます。

薬剤師的に言えば、

  • 熱が出た時に薬を飲む → 必要なときだけの対応
  • 何でも薬に頼る → 自己治癒力が落ちる

勉強も同じで、

  • わからないときに塾で補う → 有効活用
  • ずっと塾に頼っている → 自立心が育たない

■ 処方ではなく「体質改善」を

私たち塾講師は、単なる“学習処方箋”を出す人間ではありません。

目指すべきは、自分の勉強体質を自分で整える力を育てること。

  • 自分の弱点を分析できる力
  • 疲れたときに休む判断ができる心
  • 必要な情報だけを選び取る感覚

こうした「自律的な知の免疫力」が、受験に最も必要な薬だと思うのです。

■ おわりに:サウナにも塾にも“用法・用量”がある

サウナは、入り方を間違えれば体に毒。

塾も、使い方を間違えれば学力の伸びを妨げます。

もし私が薬剤師だったら、こう言うでしょう。

「使うこと自体が悪いのではなく、目的と量を間違えることが問題です」

あなたの勉強法は、あなたに合った“処方”になっていますか?

その処方、ちゃんと“効いて”いますか?

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ABOUT ME
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教室長
20年以上塾・予備校講師として活躍してきた私が、独自のスキルとノウハウを次世代に伝えるために「塾講師を育てる教室」を設立しました。私のビジョンは、単なる知識の伝達ではなく、生徒の可能性を最大限に引き出す洞察力と探究心を持つ教育者を育成することです。使命は、教育の質的革新を通じて若者の可能性を引き出し、志を共にする仲間を増やし、教育界全体のレベルアップに貢献することです。
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