対話的発想

バランスで考える受験勉強の配分

kou4pro123@

受験勉強の時間配分やバランスを考えるのは、ちょうどカレーを食べるときの「トッピング」「辛さ」「ライスの量」のバランスを考えるのに似ています。どれかが多すぎたり、少なすぎたりすると、満足できる味にならないように、勉強の配分も適切に考えないと効果的な学習にはなりません。

それでは、このカレーのバランスを使って、受験勉強の配分について考えてみましょう。

① ライスの量=基礎学習の時間

ライスはカレーの土台となるもの。少なすぎると物足りなく、多すぎるとルーとバランスが取れなくなります。

勉強においての「ライス」にあたるのは、 基礎学習 です。

✔ ライスが少なすぎる(基礎学習不足)

→ 応用問題を解こうとしても、土台となる知識が足りず、すぐに行き詰まる。

✔ ライスが多すぎる(基礎ばかり)

→ ひたすら基礎問題を解いているだけでは、実践力がつかず、入試本番で戦えない。

✔ ちょうどいいバランス

→ 基礎を固めながら、応用問題にも挑戦できるようにする。

② 辛さ=勉強の負荷(難易度)

カレーの辛さは人によって好みが違います。自分に合った辛さにしないと、食べるのが苦痛になったり、逆に物足りなかったりします。これは 勉強の難易度 に通じるものがあります。

✔ 辛さが足りない(負荷が低すぎる)

→ 簡単な問題ばかりやっていると、レベルアップできず、本番で対応できない。

✔ 辛さが強すぎる(負荷が高すぎる)

→ いきなり難しい問題ばかりに挑戦すると、挫折してしまう。

✔ ちょうどいいバランス

→ 少しずつ辛さ(負荷)を上げていき、自分にとって最適なレベルを見極める。

③ トッピング=科目ごとの重点配分

カレーのトッピングは、自分の好みや必要に応じて変えられます。同じように、勉強では 科目ごとの重点配分 を考えなければなりません。

✔ トッピングなし(科目の偏り)

→ ある科目ばかり勉強しすぎると、他の科目が弱点になってしまう。

✔ トッピングが多すぎる(勉強の散漫さ)

→ すべての科目を満遍なくやろうとしても、結局どれも中途半端になってしまう。

✔ ちょうどいいバランス

→ 自分の得意・苦手を考えて、必要な科目に適切に時間を振り分ける。

結論:自分に合った“カレーのバランス”を見つけよう!

✔ ライス(基礎学習) はしっかり確保しつつ、適度な量にする。

✔ 辛さ(負荷)は少しずつ上げていき、難しすぎないレベルにする。

✔ トッピング(科目の配分)は、苦手を補いながらバランスよく。

受験勉強は、ただ闇雲に時間をかけるのではなく、自分にとって最適なバランスを見つけることが大切です。おいしいカレーを作るように、 勉強の配分もしっかり整えて、入試本番に向けて最高の仕上がりにしていきましょう!

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教室長
20年以上塾・予備校講師として活躍してきた私が、独自のスキルとノウハウを次世代に伝えるために「塾講師を育てる教室」を設立しました。私のビジョンは、単なる知識の伝達ではなく、生徒の可能性を最大限に引き出す洞察力と探究心を持つ教育者を育成することです。使命は、教育の質的革新を通じて若者の可能性を引き出し、志を共にする仲間を増やし、教育界全体のレベルアップに貢献することです。
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