授業スキル

味わいを大切に摂り入れる

kou4pro123@

アイスコーヒーを一気に飲み干して気づいた「せっかち」の話

―受験生の君にも伝えたいこと―

今日、ちょっとした時間の合間にカフェに入りました。ホットにしようか、アイスにしようか。まだ寒さが残る季節だったけれど、なんとなくスッキリしたい気分でアイスコーヒーを選びました。

そして、気づいたらすぐに飲み干していたんです。たった数分で、カップは空。

「あぁ、またやってしまった」

そう思いました。

僕は昔から、何事もせっかちです。何かを始めたら、早く結果が見たくなる。ゆっくり味わえばいいものも、つい一気に終わらせてしまう。そんな性分が、今日のコーヒーひとつにも表れてしまったなぁと、少し苦笑しました。

受験生も注意したい「せっかち」

さて、これを読んでくれている受験生の君にも、もしかしたら似たような「せっかちさ」があるかもしれません。

たとえば…

• 問題文を最後まで読まずに答えてしまう

• 解説を読まず、答え合わせだけで満足してしまう

• 単語帳を1周だけで「覚えた気」になってしまう

• 成績がすぐに上がらないと「このやり方はダメだ」と決めつけてしまう

こういった行動は、一見テキパキしているようで、本質を逃していることがあります。

勉強は「ホットコーヒー」みたいに

アイスコーヒーは、喉越しがよくて、すぐに飲める。

でもホットコーヒーは、一口ずつ、温度を感じながら味わうものです。

受験勉強も同じです。

**「早く終わらせたい」じゃなく、「深く理解したい」**という姿勢が、結局は一番の近道になります。

「せっかち」は時に強みになります。でも、勉強においては、丁寧さと我慢強さのほうがずっと大切です。

最後に

次に何かを選ぶとき、ちょっとだけ考えてみてください。

「自分の選択は、焦ってないかな?」

「この一歩は、ちゃんと意味のあるものかな?」

今日の僕の失敗も、君の学びに変えられるなら、それで充分。

今度カフェに行ったときは、僕もホットにしてみようかな。

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教室長
20年以上塾・予備校講師として活躍してきた私が、独自のスキルとノウハウを次世代に伝えるために「塾講師を育てる教室」を設立しました。私のビジョンは、単なる知識の伝達ではなく、生徒の可能性を最大限に引き出す洞察力と探究心を持つ教育者を育成することです。使命は、教育の質的革新を通じて若者の可能性を引き出し、志を共にする仲間を増やし、教育界全体のレベルアップに貢献することです。
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