味わいを大切に摂り入れる

アイスコーヒーを一気に飲み干して気づいた「せっかち」の話
―受験生の君にも伝えたいこと―
今日、ちょっとした時間の合間にカフェに入りました。ホットにしようか、アイスにしようか。まだ寒さが残る季節だったけれど、なんとなくスッキリしたい気分でアイスコーヒーを選びました。
そして、気づいたらすぐに飲み干していたんです。たった数分で、カップは空。
「あぁ、またやってしまった」
そう思いました。
僕は昔から、何事もせっかちです。何かを始めたら、早く結果が見たくなる。ゆっくり味わえばいいものも、つい一気に終わらせてしまう。そんな性分が、今日のコーヒーひとつにも表れてしまったなぁと、少し苦笑しました。
受験生も注意したい「せっかち」
さて、これを読んでくれている受験生の君にも、もしかしたら似たような「せっかちさ」があるかもしれません。
たとえば…
• 問題文を最後まで読まずに答えてしまう
• 解説を読まず、答え合わせだけで満足してしまう
• 単語帳を1周だけで「覚えた気」になってしまう
• 成績がすぐに上がらないと「このやり方はダメだ」と決めつけてしまう
こういった行動は、一見テキパキしているようで、本質を逃していることがあります。
勉強は「ホットコーヒー」みたいに
アイスコーヒーは、喉越しがよくて、すぐに飲める。
でもホットコーヒーは、一口ずつ、温度を感じながら味わうものです。
受験勉強も同じです。
**「早く終わらせたい」じゃなく、「深く理解したい」**という姿勢が、結局は一番の近道になります。
「せっかち」は時に強みになります。でも、勉強においては、丁寧さと我慢強さのほうがずっと大切です。
最後に
次に何かを選ぶとき、ちょっとだけ考えてみてください。
「自分の選択は、焦ってないかな?」
「この一歩は、ちゃんと意味のあるものかな?」
今日の僕の失敗も、君の学びに変えられるなら、それで充分。
今度カフェに行ったときは、僕もホットにしてみようかな。