対話的発想

「やらなきゃ」を減らすと、受験が少し好きになる。

kou4pro123@

【導入】

「やることが多すぎて、何から手をつければいいか分からない」

これは、多くの受験生が抱える悩みです。

けれど、実は――

タスクを減らすことで、受験に対しての“愛着”が生まれることがあるのです。

【本論】

◆「タスクの山」は、愛着を奪う

  • 受験勉強=大量のタスク、というイメージが根強い。
  • 「英単語100個」「問題集5ページ」「復習3教科」など…毎日が「ノルマ地獄」になっていませんか?
  • 多すぎる課題は、勉強そのものへの興味や好奇心をすり減らす。

→“好き”になる余地がないほど、時間も気持ちも奪われてしまう。

◆愛着が生まれるのは、“選んだとき”

  • 「自分で決めたタスク」は、自然と愛着が湧きやすい。
  • 例)英語の長文が苦手 → 「じゃあ、1日1本だけ読んでみよう」と自分で設定。
  • 「義務感」ではなく「選択」があると、取り組み方が変わる。

→やらされているのではなく、“自分で育てている感覚”が芽生える。

◆だからこそ、“やらないこと”を決めよう

  • やらない参考書を1冊、勇気を出して棚に戻す。
  • 解説が難しすぎる問題集は、潔く後回しに。
  • 「自分には合っていない」と判断したら、それは前進。

→“減らすこと”は、怠けではない。愛着を育てるための戦略。

◆少ないからこそ、深く触れられる

  • タスクが少なければ、1つ1つの学習に“温度”を感じやすい。
  • 「このノート、けっこう良いな」「この先生の解説、好きだな」
    → 好きの芽は、余裕の中で育つ。

【まとめ】

「全部やらなきゃ」から、「これを大切にしよう」へ。

タスクを“選び抜く”ことは、受験勉強に愛着を持つための第一歩です。

受験を“ただの苦行”ではなく、

“自分のもの”にするために。

減らす勇気、持ってみませんか?

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ABOUT ME
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教室長
20年以上塾・予備校講師として活躍してきた私が、独自のスキルとノウハウを次世代に伝えるために「塾講師を育てる教室」を設立しました。私のビジョンは、単なる知識の伝達ではなく、生徒の可能性を最大限に引き出す洞察力と探究心を持つ教育者を育成することです。使命は、教育の質的革新を通じて若者の可能性を引き出し、志を共にする仲間を増やし、教育界全体のレベルアップに貢献することです。
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