縦長(ノート)と横長(黒板)の比率を整える
kou4pro123@
塾講師養成スキルアップ教室
今日は、ちょっと変わった話をしよう。
受験勉強をしていると、「過去の失敗」と「今の自分」は切り離したくなるものだよね。でも、実は君の中には眠っているお宝がたくさんあるんだ。
そう、君自身がリサイクルショップみたいな存在なんだ。
■ 使い古しの経験が、今の武器になる
リサイクルショップって、ちょっとボロく見える古着や家電が並んでる。でも、その中には時代が変わっても通用する本物がある。
受験生も同じ。
たとえば、昔読んだ小説の一節が、現代文の記述問題に生きたり、苦手だった数学の問題が、今になって「なんだ、こういうことか」と腑に落ちたりする。
一度つまずいた経験こそ、今の理解のきっかけになることが多い。
だから、過去を「ガラクタ」として捨てるのはもったいない。
むしろそれは、「ちょっとホコリをかぶった宝物」だ。
■ 君の“見る目”が、合否を分ける
リサイクルショップでは、目利きが命。
価値のあるものを見抜けるかどうかで、収穫が変わる。
受験勉強でも同じ。
・どの問題に時間をかけるか
・どのミスを復習すべきか
・どの参考書を信じるか
こうした選択の積み重ねが、君の「成果」になる。
見る目は、一朝一夕では育たない。
でも、日々の演習や失敗を通して少しずつ磨かれていく。
■ 最後に伝えたいこと
もし今、「昔の自分なんて役に立たない」と感じているなら、考え直してみてほしい。
どんな経験も、君が「見る目」を持っていれば、
きっと今に活かせる。
リサイクルショップにある“掘り出し物”のように、
君の中にも、まだ磨かれていない宝物があるんだ。