授業スキル

授業だけで完結させられる実力派講師

kou4pro123@

宿題の取り扱いについて

1. 宿題をやらせるかどうかは、本人次第

宿題をやらせるかどうかは、本人次第のところではあります。しかし、昔の(90年代)予備校では、そもそも宿題ではなく、講師が作ったオリジナルテキストと、講師の授業をとことん噛み砕いた者が予備校の「信者」となっていました。受かる受からないは別として、そのような受験生が講師を心から慕い、授業中の一言一句に感動し、何らかの社会生活で講師から発せられた言葉に感化され、自分を奮い立たせてきたのです。

2. 今の塾講師の人材

現在、塾講師で活躍している人材は、やはり誰かの授業に魅せられて業界に入ってきたことは間違いありません。そうした憧れが強い人ほど、自分の授業の自己研鑽を欠かさないものです。憧れの講師のようになりたいと、日々努力し続けることで、授業の質が向上し、生徒に対する指導力も増していきます。

3. 授業の中で完結する学習

授業を大切にし、一回一回の授業を真剣に取り組むことで、学生たちは自然と問題集や参考書、所属の塾のカリキュラムを自主的にこなしていくものです。宿題を無理に強制した場合、やってこなかった生徒に対して責任を追求したり、今後を咎めたりするのはナンセンスです。生徒にプレッシャーを与えるのではなく、授業そのものが魅力的で、心に響くものであれば、生徒は自ら進んで学ぶようになるのです。

4. 宿題を出さずに授業中で実力を感じ取る

自分の授業に本当に自信があり、本当の実力が発揮できている時というのは、宿題など出さずとも受け持ちの生徒の実力が上がっていくのを授業中の空気で感じ取れるものです。授業の中で生徒の反応を見ながら、その場で理解度を把握し、適切なフィードバックを与えることができる講師は、真の実力者と言えるでしょう。宿題を出さなくても、生徒が自主的に学び、成績を上げていく姿を目の当たりにすることで、講師自身も大きな達成感を得ることができます。

まとめ

宿題は本人次第であり、無理に強制することはナンセンスです。授業の質を高めることが、生徒の学力向上に繋がります。憧れと自己研鑽が、塾講師の成長を促すのです。このように、宿題を強制せずに授業の中で完結させることで、生徒の学力を自然に引き上げることができるのです。


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ABOUT ME
M@S@T@K@S@10
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教室長
20年以上塾・予備校講師として活躍してきた私が、独自のスキルとノウハウを次世代に伝えるために「塾講師を育てる教室」を設立しました。私のビジョンは、単なる知識の伝達ではなく、生徒の可能性を最大限に引き出す洞察力と探究心を持つ教育者を育成することです。使命は、教育の質的革新を通じて若者の可能性を引き出し、志を共にする仲間を増やし、教育界全体のレベルアップに貢献することです。
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