授業スキル

塾講師デビューから心得ておくべきこと

kou4pro123@

塾講師デビューの際の入門アドバイスとして、以下のポイントを意識すると良いでしょう。

体力作り

まず、塾講師として立って話すことは驚くほどのエネルギーを使います。授業中に座ることは避け、授業を通して立って話すための体力をつけることが大切です。

視線の使い方

視線は教室全体をカバーするように工夫します。教室の一番奥の生徒まで視界に入れつつ、一番前の生徒の表情も観察することで、生徒全員の関心を引きつけることができます。

板書のポイント

  1. 色分けの工夫:
  • 白チョーク(ホワイトボードの場合は黒)を主体とし、文字は基本的に白で書きます。
  • 色チョークは線を引くときや矢印を描くときに限定し、文字には使わないようにします。これは、生徒がノートにシャーペンや鉛筆で書き写す際、白チョーク部分を消しやすくするためです。
  1. 板書の作り方:
  • 生徒のノートは縦長、黒板は横長であることを意識して黒板を分割し、情報を整理して書きます。
  • 黒板の面積を超える情報は必要以上のものであり、改善が必要です。
  • 板書は解説の一部として、思考の流れを視覚的に表現するためのものであることを理解し、完結した形をイメージしながら行間を保って書きます。

板書の練習

自分のノートを使って板書の練習をします。ノートに罫線が引かれていないものを使用し、自分の授業の組み立てを考えながらノートを取ることで、板書の量や情報の適切さを判断します。

板書と授業のバランス

生徒は板書に依存することが多いですが、情報量が多すぎると授業時間が足りなくなり、自分だけの満足に陥る危険性があります。適切な情報量を維持しつつ、生徒にとって価値のある板書を心がけましょう。

以上のアドバイスを踏まえ、初めての授業に臨むことで、生徒にとって効果的でわかりやすい授業を提供できるようになります。

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ABOUT ME
M@S@T@K@S@10
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教室長
20年以上塾・予備校講師として活躍してきた私が、独自のスキルとノウハウを次世代に伝えるために「塾講師を育てる教室」を設立しました。私のビジョンは、単なる知識の伝達ではなく、生徒の可能性を最大限に引き出す洞察力と探究心を持つ教育者を育成することです。使命は、教育の質的革新を通じて若者の可能性を引き出し、志を共にする仲間を増やし、教育界全体のレベルアップに貢献することです。
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